自我が芽生えた時からずっとオタク。

ジャニヲタ、とよばれる人種の話です。

優しさと強さを兼ね備えた貴方が好きだ、と再確認した話。
















8月28日、あの日の出来事を出来ればもう思い出したくない。もう、彼にそんな思いをさせたくもない。

















推しが、阿部亮平くんが、近年世の中を騒がせているコロナウイルスに感染した。
















私は、自分にとって大切な人は、絶対に幸せであってほしいと思っている。






それは、例え、小さな幸せでもいいから、毎日降り注いでほしい。




1つも信号にひっかからなかった、とか、ダンスのレッスン中に靴紐がほどけなかった、とか、ほんと、そういうことでもいいから。














そして、健康であってほしい。














「人間の1番の幸せは、健康であることなのよ」












私の母は、ことあるごとにこの言葉を言う。












何度も言われると、その言葉は娘である私にも染み付いてしまったようで









何か辛いことがあるたびに、





「ま、健康だし、幸せだよな」なんて思うようになった。










だから、大切な人が健康、というのもとても嬉しい。













反対に、大切な人が健康でないと、苦しくなる。














コロナウイルスが流行り始めたとき、
どうか、私の大切な人たちには近寄らないでくれと思った。(いや、出きるなら生きてるもの皆に近寄らないでほしいけれど)










だから、ジャニーズにコロナ発症のニュースが来た時、この人たちにもかかってしまうのかと思った。
彼らが苦しいときだって、彼らは、我慢をして、私たちに幸せや勇気をくれるというのに。






そんな人たちにもかかってしまうのかと。
























突然の話にはなるが、私の推しである阿部亮平くんに落ちるきっかけとなったのは、Hey! Say! JUMPのコンサートだった。



彼は、そのグループでは決して、ダンスが上手い方だとは言えなかった。カメラに抜かれる回数も多くなかった。
でも、常に笑顔で、一生懸命で。行動一つ一つを見ながら、この人はきっと、努力家で、温かい人なんだろうな、と、たった3時間で、そう思った。







それから、地味に、少しずつではあるが、応援するようになった。















応援して分かったことがある。










彼は、優しい。優しすぎるくらい、優しい。そして、温かい。彼が歩けば、優しく温かい音がすると思う。(コツコツ靴とチェーンの音もしなかったしね)


語彙力が全くないので在り来たりな言い回ししか言えないけれど、
「私は、この人を一生応援したいし、この人みたいになりたい。」
そう思った。



















彼は本当に凄い。努力家だ。



何か自分の力になって、グループにも貢献できるようなものがほしい、と、彼は、大学に進学したし、合格率4%の気象予報士の資格もとったし、大学院にまで進学した。
それらをいかして、彼は今クイズ番組に引っ張りだこになっている。
















周りがデビューしたって、悔しくたって、彼は前向きで、優しくて、温かい。(誌面や画面越しでしか分からないから確かではないけど。)
彼は、優しさだけでなく、強さももっている。






一緒に悔しい思いもして、







ますます、貴方が好きになった。



















今度は急に私の話になるが(脈絡とは、決別している)、私は、教員をしている。
正直、頭はよくない。あまり勉強が出来ない。
効率も悪く、仕事が遅い。話すのも下手くそだ。
それが故に、採用試験に幾度か落ちている。





仕事仲間から、「○○さん、今の感じじゃ受からないよね、」「何言ってるか分かんないもんね」といわれているのも聞いたことがある。
「他の仕事の方が向いているんじゃない?」親戚との集まりで、皆に言われたこともあった。









それでも諦めなかったのは、あべくんの存在が大きい。
たくさんのステージをこなしながら、彼はたくさんの夢を実現している。それなら、私も、なんて。彼の頑張りは、私の原動力にもなっていた。
正式に教員になってからも、地道にではあるが、色んな勉強をしてみた。まだまだ、上手くいかないことだらけだけど。







(実は、ここ数年、授業を見た方に論文を書くことや研究会に入らないかとお声をいただくこともある。まだまだだけど、これは、少しでも成長しているのだと思っている)





























今回、感染が分かって、凄くショックだった。
最悪のケースが頭をよぎった。涙が出た。
そんなこと、考えてはいけないと思うのだけれど、よぎってしまった。





なんであべくんなんだ。こんなに頑張っている人なのに。色んなことが報われてほしいのに。















毎日、神様に祈った。そうするしか他になかったから。
そして、届くわけがないのだけれど、あべくんの頑張りが私の原動力にもなったように、私の頑張りがあべくんに届かないかと、私も頑張ってみた。
(あべくん、実はね、今度学校代表で授業することになったんだよ)






















私の思いが届いたわけではないけれど、吉報が入ってきた。













昨日9月11日(土)、あべくんが回復したこと、9月12日(日)から活動を再開することが発表された。












そして、今日、9月12日(日)、ブログの更新もあった。
























改めて、






あべくん、本当におかえりなさい。
元気な姿をブログ越しに私たちに見せてくれてありがとう。健康でいてくれてありがとう。生きててくれてありがとう。



ここ数日、貴方ほどではないかもしれないけれど不安でいっぱいでした。


でも、よかったことが1つだけ。



改めて、貴方が好きだと気付けました。
貴方を好きになってよかったと改めて思うことができました。












もっと強くならないと、と、貴方はブログに記していたけど、もう、強いと思うな。
弱さを見せることだって、強さの1つだし、誰もが感染してしまう恐れがあるものなんだから、ね。





強くなりたい、その気持ちは分かるけど、お願いだから、強がることはしないでね。















ほんとに、おかえりなさい。























優しさと強さを兼ね備えた貴方へ













貴方の人生に、どんな悪天候が訪れようとも、最後は晴れでありますようにと願いながら。